頑丈に、長く使えるように手は抜かない
伝統的な技法「ほぞ」「留」などで、個性豊かな作品が生まれます。
作り手の自由な発想と感性をかたちにするには、技術に裏づけされた伝統的な技法が不可欠で、デザイン先行の量産家具とは違い時間と手間はかかりますが、作り手の心意気・情熱が造形となり作品に表れます。
「見えないところに手を抜かない・・・」それが工房西田の家具製作の基本です。
| 手作りでしか出来ない匠の技 | |
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 かんなで加工する |
作品は手かんなで削りますが、思い描いた造形になるまでには手間暇がかかります。熟練を要すこの手作業は、特徴的な作品づくりにはかかせませんので、納得のいくまで時間をおしまず丁寧に仕上げます。数多くのかんなを使い、作り手の技量が試される大切な匠の技です。 |
 ほぞで組み合わせる |
木と木を組み上げるには、釘を使わないほぞ組で加工いたします。伝統的な家具製作では、材と材を組み合わせるのにネジや釘を用いず、材を様々な仕口に加工し、それを組み合わせる事で固定し、より 強固な製品を作ります。ネジや釘を使って加工したものはいずれ緩んだり錆びたりしますので、長く持たせる事はできません。 世代を超えて使い続けられる家具となるためには必要不可欠の加工法となり作品に応じて様々な技法を施しております。 |
 漆で仕上げる |
木の良さを十分に引き出すには、何を使って仕上げるかで見た目に違いがあります。玉杢等貴重な杢目の材は、国産の漆を丁寧に何度も塗りこんで仕上げます。時がたつほどに杢目が深みを増すのが漆塗りの特徴ですが、漆は木地への浸透力があり、より固く丈夫にし、歳月を重ね美しい色あいに変化します。 家具工房西田では何代にもわたって受け継がれる家具を心をこめて作り上げております。 |
| 家具を作るための色々な道具 | ||
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